擁壁はあなたのものです。
あ、こんにちは専任くんです。
「擁壁はあなたのものです。」
僕からするとあんまり好きではない言葉です。
先日、大阪の東の方で査定に行った時の話です。
今回の物件は、後ろに大きな建物があって、当該物件とは高低差が数mあるような物件でした。
築年数も相当に経っていたので、建て替え用地として想定していた物件でした。
私「境界の認識ってございますか?」
売主「あーそういえばこないだ裏の家の持ち主が測量いれてて、境界線がはっきりしたよ」
とやや、不服な表情でお話しいただきました。
私「擁壁があって、裏のお家の方が上にあるのでそこを建築する際に作ったですよね?」
売主「そうそう!うちの方が建築したのがあとやからね!」
私「絶対はないですけど、先日私が査定したお家は、裏と高低差があって、当該物件が下でした。その際の境界は擁壁の裾でしたよ。上の方の持ち物でしたので売主さんの物件もそうですよね?」
売主「いやーそれがね?先日測量に来た人に、擁壁はオタクのもんですよ?と言われた」
つまり、擁壁がぶっ壊れると今回の売主に補修の責任が生じることになります。
その売主さんも困っていました。
僕の体験上はあまりそんなことがなかったのでやや驚きでした。
知識不足なのか?そんなことがあったらまた教えてほしいものです。
ネットでいろいろ調べてみても、確かに境界線が上にあるケースもあるみたいですが、裾になるケースも多いとありました。
当社においてもそのような認識でした。
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不動産は全く同じケースがないので日々刺激がありますね。
年間で100件ほど現地査定を行なってるとたくさんの売主に出会えますね(笑)よくもわるくも(笑)
自分の記録としてこれからは残していこうと思います。
自分の手法とかやり方、経験をシェアしたいと思います🌼